【✈テンペルホーフ空港✈の現在 テンペルホーファー・フェルド】
夏のある日、テンペルホーフ空港跡地へ遊びに行ってみました。
現在は、「 Tempelhofer Feld/テンペルホーファー・フェルド」と呼ばれています。
ナチスの時代に建設された典型的なナチ建築。
ヒトラーの行った数少ない善行のひとつとも言われるなど、小さいながらも機能的な空港でした。
冷戦時代(東西ドイツ分裂の時代。ベルリンの壁が存在した時代)はアメリカ軍の専用空港として使われ、ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが再統一した後は、民営化され、テーゲル空港の補助的存在として一般旅客機の空港(別棟には個人チャーター機カウンターも)として利用されていましたが、新空港開設に伴い早々に閉鎖(2008年10月30日)。
建物は取り壊されることなくイベント会場に、滑走路部分はスケートや凧揚げができる広大な公園として市民に開放されています。
ドイツが難民を受け入れた全盛期には、2000人収容の巨大な難民施設としても利用されていました。
ジョギング、ウィンドサーフィン、凧揚げ、卓球、バスケットボール、BBQ、ドッグランetc. etc.…広大な敷地は、なにをして過ごしたいかによってエリアが分かれています。
遠く眺めると、かつてチェックインカウンターなどのあった建物が広がっています。
かつての滑走路は自転車などのんびり走って楽しむスペースに。
耳を澄ますと旅客機の離発着の音が聴こえてきそうな…
車の往来を一切に気にせず、滑走路をのんびりと歩いたり、自転車で走ったりできるのは、なかなか楽しいですね。
各種乗り物レンタルもあり、セグウェイも。
広大な敷地の数か所にドッグランも完備です。
市内はリード着用が義務付けられているので、自由に走らせてやれるドッグランは犬にとっても大切な環境です。
拙宅の駄犬は、スペインの捨て犬。
種類で言うと、ポデンコとガルゴのミックスらしいですが、どんな犬かと言うと、「チータと鹿を足して犬で割った」が最も的確なみ表現で、とにかくよく走ります。
Gepostet von 六草 いちか am Sonntag, 28. August 2016
偶然居合わせたビーグル犬とかけっこして、楽しいひとときでした。
…で、テンペルホーフ空港跡地、いろいろ楽しめますが難点がひとつ。
屋根がない。
炎天下ではちょっと心配になるほど広大です。
たまたま見つけたコンテナの陰に拙宅の駄犬は突進し、以来、ウンともスンと動かなくなりました。