昨日、4月28日発売の「サンデー毎日」誌に拙文が掲載されました。
今年は終戦70年に当たる年なので、ナチ時代のベルリンをテーマに、過酷な時代に生きたユダヤ人や邦人や町のことなど。
日本大使館に助けられたユダヤ人などスリリングなエピソードも含まれています。
3回の連載予定で、初回となる本日発売分は、本文5ページに加え、巻頭グラビアも連動してのけっこう大きな扱いとなりました。
わたくし、脱いでおりませんのでご安心を。
グラビアで扱われているのは私ではなく大使館。
ナチの時代に完成し、連日の空襲で幾たびもの爆撃に遭いながらも奇跡的に残り続け、終戦とともに施錠され、何十年もの深い眠りについていた旧大使館に、冷戦時代、初めて踏み入って撮影された貴重な写真群です。
撮影したのは、当時ベルリン総領事館に専門調査員として勤務なさっていた、日独センター前文化部長の生田氏。
今回特別に提供くださったことが巻頭グラビアへとつながりました。
本文のほうも、意外に知られていないナチの時代のあれこれにも触れた、読み応えある内容です。
是非ご一読くださいませ。
(↑左が本文、右がグラビア。イメージ画像なので拡大表示ナシです)
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≪予備情報≫
ちなみに、ベルリンは1945年4月半ばにはソ連軍が侵攻し銃撃戦が繰り広げられ、4月30日にヒトラー自殺。5月1日夕方にようやくヒトラー自殺の報が流れ、2日にベルリンは陥落。1945年5月8日にドイツの全面降伏をもって終戦を迎えた。